住宅ローンの余りが出たときは?わざと余らせることは可能?

こんにちは、東大医学部卒のMIHOです。



住宅ローンは、一般的なローンよりも非常に低金利に設定されています。



カードローンなどと比べると10分の1以下で借りられることもありますので、「わざと多めに借りて余らせるのはどうだろうか?」と考えることがあるかもしれません。



住宅ローンに余りが出たときはどうすれば良いのか、わざと余りが出るように住宅ローンを組むことは可能なのかについて解説いたします!



住宅ローンに余りが出ることはあるの?




住宅メーカーが詳細に見積もった価格に基づいて、住宅ローンの借入額を決定します。



そのため、基本的には住宅ローンに余りが出ることはありません。



しかし、次のようなときには、住宅ローンに余りが出てしまうことがあります。



当初予定だった工程や建具が不要になったとき




住宅価格は、工事が始まる前に決定します。



しかしながら、当初予定していた工程や建具が不要になると、住宅の価格もそれに合わせて安くなってしまいます



例えば、洗濯室に吊り戸棚を作るつもりが注文主の方から「取りやめても良いですか?」と申し入れたときや、施工主が工事の途中で「キッチン部分の補強工事は不要」と判断したときなどは、予定変更に合わせて価格が安くなっていくでしょう。



見積額に大きな相違があったとき




工材や手間賃を多めに見積もって予算を算出した場合、見積もり額と実際の価格に大きな相違が出ることがあります。



とはいえ、住宅ローンは見積もり額に合わせて借り入れるわけですから、実際の価格が安くなった時は“借り過ぎ”状態となり、住宅ローンに余りが出てしまいます。



住宅ローンが余ったらどうする?




住宅ローンが余ったら、自由に使っても良いのでしょうか?



それとも、金融機関に返還しなくてはならないのでしょうか?



住宅ローンに何が含まれるか確認する




住宅ローンは、通常は“住宅建築費”と“土地購入費”のために借り入れるお金です。



しかし、金融機関によっては、住宅建築費と土地代以外にも、不動産仲介手数料やローン手数料、水道加入負担金を含める住宅ローンを提供していることもあります。



住宅建築費と土地購入費を支払ってもまだ借入金が残っている場合は、借り入れた金融機関の融資担当者に、他のどんな費用に借入金が使えるのか尋ねてみましょう



そして、利用できる費用に住宅ローンの残額を当てて下さい。



住宅建築費や土地代以外は含まれていないときは速やかに返却




融資担当者が「融資金は、住宅購入費と土地購入費以外には使えない」と答えたときは、速やかに住宅ローンの残額を借り入れた金融機関に返却して下さい



どのようなローンであれ融資目的と異なる目的のために借入金を使うと、“契約違反”になってしまいます。



「万が一のために」と取っておくと詐欺罪で訴えられることも!




金融機関が定めた融資目的以外で借入金を使うと、一括返済を求められたり、場合によっては詐欺罪で訴えられたりすることもあります。



「万が一のために」と思って住宅ローンの余りを取っておくことが、犯罪に繋がってしまうこともあるのです。




余った住宅ローンを見て、あなたが「このお金を手元に残しておけたなら・・・」と思うなら、それは、家計の見直しが必要なくらいあなたの生活が切羽詰まっているのだと私は思います。



住宅ローンの厳しさに耐えかねてせっかく手に届いたはずのマイホームを手放すことがないように、次の記事で紹介している家計改善方法をぜひ実践して下さい。



私のファイナンシャルプランナーとしての経験上、誰にでもおすすめできる簡単な家計改善方法だけを紹介していますので、住宅ローンを利用していない人でも今すぐ実践して生活にゆとりを持たせることができますよ。



住宅ローンで苦しい!家計改善方法7つときつい実態を2chで!



わざと余らせるように住宅ローンを組むことはできる?




さまざまな理由によって住宅ローンに余りが出てしまうことはありますが、金融機関ごとに定められた使途以外に使用すると、一括返済を求められたり、詐欺罪で訴えられたりすることがあります。



しかし、どうしても住宅ローンを余らせて、不動産仲介手数料やその他の資金に流用したいと考えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。



わざと余らせるように住宅ローンを組むことができるのか探っていきましょう。



故意に余りが出るように組むことは不可!




住宅の見積もりは、住宅メーカーや工務店が行います。



そのため、故意に余りが出るように住宅ローンを組むことはできません



ただし、「玄関のたたきには最高級の大理石を使ってください」などとわざと建築費が高くなるように要求をしておいて、住宅ローンが下りた後に「やっぱり玄関はスタンダード仕様で結構です」と言うことは可能です。



そのようにして建築費全体を低く抑えることは可能ですが、施工主の発注のタイミングによっては低いグレードに変更したのに建築費が変わらないことや反対に違約金等を入れて高額の建築費が請求されることもあるので注意してください。



また、わざと建築費を高くすることばかり考えていると、住宅メーカーや工務店から信頼を失う可能性も高いと私は思います。



余りが出るようにローンを組むことを勧められたら?





反対に、悪質な不動産業者や工務店が、わざと余りが出るようにローンを組むように勧めることもあります。



余ったお金を家具や手数料に回すようにと指示するだけでなく、わざと建築費を高く請求して高額な住宅ローンを組ませ、自分たち(=不動産業者や工務店等)の取り分を多くしようと画策することもあるのです。



言われるがまま高額な住宅ローンを組んでしまうと、詐欺行為に加担してしまうだけでなく、詐欺被害者になってしまうこともあるので注意してくださいね。



住宅ローンを余らせないためにできること




住宅ローンを余らせてしまうということは、借入金が増えてしまうことも意味しますので、決してローン契約者にとっては得なことではありません。



また、ついうっかりと指定された目的以外に借入金を使ってしまうと、一括返済を求められたり、詐欺罪で訴えられたりすることもあるのです。



つまり、住宅ローンが余ってしまうことで良いことなどは何一つないのです。



住宅ローンを余らせないためのヒントを3つ紹介しますので、賢く住宅ローンを借り入れるためにもぜひ実行して下さい。



借入限度額いっぱいに借りない




銀行が提示してくれる金額は、あくまでも「この金額なら貸せますよ」という金額です。



つまり、5,000万円の金額を提示されたからといって、制限いっぱいに借りる必要はないのです。



厳しくローン額と必要資金を天秤にかけ、本当に必要な金額だけを借り入れるようにしてくださいね。



次の記事では住宅ローンで後悔しないためのチェックポイントを紹介していますので、借入の前にかならずチェックしてみて下さい。



住宅ローンで後悔する10つの理由は?事前確認ポイント6つまとめ!



住宅メーカーや工務店に正確に見積もってもらう




住宅メーカーや工務店の見積もりが甘いと、契約者の意図とは反対に住宅ローンが余ってしまうことがあります。



契約者自らが本当に必要な工程なのか、また、本当に必要な建具なのかを1つ1つ吟味し、メーカー側や工務店側にも1つ1つ正確に見積もってもらうようにしましょう。



頭金や手数料などは別途で用意する




場合によっては、住宅建築費も土地購入費もすべてをローンで賄うことは可能です。



しかし、借入額が大きくなりすぎると見積もりの誤差も大きくなり、余りが出やすくなってしまいます



なるべく頭金や手数料は別途現金で用意し、住宅にかかる費用もできるだけ現金で用意してから住宅購入に着手するようにしてくださいね。



次の記事では、住宅ローンは何年で完済するのがもっともお得なのかについてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。



住宅ローンは何年で完済するのが最も得?平均年数や固定期間は?

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